おしっこちょっぴりもれたろうの表紙

おしっこちょっぴりもれたろう

この本の内容紹介

おしっこちょっぴりもれたろうはおしっこをする前かした後に、ちょっともれちゃうのです。パンツに少しついてしまうのでお母さんに怒られるのですが、パンツの上からズボンを履いたら外から見たら分かりません。

そこで、もれたろうはパンツが乾くまで外へ冒険に出かけました。会う人みんなはもれたろうでは無いようですが、もれたろうは仲間がいないか探します。

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困った様子の人に「もしかして、もれたろう?」と声をかけると、もれたろうではないけれど歯に物が挟まっていたり、洋服のタグが気になったりと何か困っています。見ただけでは分からないけれど、みんな困っていることがあるんだなともれたろうは考えます。

外でブランコに乗ったりしているうちに、パンツが乾いたので家に帰ってトイレに行って、用を足してパンツを履くとまたちょっぴりもれたろうになってしまいました。残念がっておじいちゃんにそのことを話すとおじいちゃんも仲間だということが分かって大喜びのもれたろうなのでした。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1000円(税別)
サイズ/ページ数 B5変型・上製/48ページ
発行日 2018年6月7日
ISBN
(商品コード)
9784569787787

皆さんのご感想

  • 娘と一緒に大笑いして読みました。娘は見た目では分からない困ったことがある人に共感していて、特に歯に物が挟まっていたり、洋服の長袖の中で下に着ている服がぐしゃぐしゃになって気持ち悪い事とかが「分かる!」と言っていました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    娘は神経質で、少しでも洋服やパンツが汚れるとすぐに着替えるので、「ちょっぴりもれ子にはならないよね。」と冗談で言うと自分がもれたろうの仲間でないことが誇らしいようで得意気な顔をしているので笑ってしまいました。些細な困った事を笑って受け入れられるようでありたいと思わせてくれる絵本です。

    最後にもれたろうとおじいちゃんが大喜びしているところを通りかかったお母さんの「げっ!信じられない!!」と言わんばかりの顔がまた面白くて、最後にまた大笑いしてしまいました。

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