この本の内容紹介
毎日クローバーばかり食べているうさぎが、他の何か美味しいもの食べたいなぁと思っていました。そこへねこがやって来て「さかなのほうがずっとおいしいぜ」と言うのです。
はじめて「さかな」というものを知ったうさぎはそれから色々な動物にさかなの事を聞いて回ります。ねこは「目玉がついてる」言い、みみずは「こわいもの」と言い、うしは「大きい」と言い、かえるは「小さい」と言うのです。
聞けば聞くほど「さかな」がどんなものか分からないうさぎの想像は、どうしてもにんじんみたいなものになってしまいます。うさぎはかめに「さかなは海にいる」と教えてもらって海の中に潜ってみることにしました。
海の中にはくらげやかになどの生き物もいて、うさぎは驚いています。色々な色の、色々な形の大きいのも小さいのもいる「さかな」がたくさん出て来ました。
陸に戻ったうさぎは確かにさかなは目玉があって、大きくて、小さくて、赤くて、黒くて、、、と考えますがやっぱりなんだか分からず、さかなは食べられないと思うのでした。