さかなってなにさの表紙

さかなってなにさ

この本の内容紹介

毎日クローバーばかり食べているうさぎが、他の何か美味しいもの食べたいなぁと思っていました。そこへねこがやって来て「さかなのほうがずっとおいしいぜ」と言うのです。

はじめて「さかな」というものを知ったうさぎはそれから色々な動物にさかなの事を聞いて回ります。ねこは「目玉がついてる」言い、みみずは「こわいもの」と言い、うしは「大きい」と言い、かえるは「小さい」と言うのです。

聞けば聞くほど「さかな」がどんなものか分からないうさぎの想像は、どうしてもにんじんみたいなものになってしまいます。うさぎはかめに「さかなは海にいる」と教えてもらって海の中に潜ってみることにしました。

海の中にはくらげかになどの生き物もいて、うさぎは驚いています。色々な色の、色々な形の大きいのも小さいのもいる「さかな」がたくさん出て来ました。

陸に戻ったうさぎは確かにさかなは目玉があって、大きくて、小さくて、赤くて、黒くて、、、と考えますがやっぱりなんだか分からず、さかなは食べられないと思うのでした。

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作品情報

作者
出版社
対象年齢
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本体価格 1300円(税別)
サイズ/ページ数 A4変型判/24ページ
発行日 1976年7月
ISBN
(商品コード)
9784323001869

皆さんのご感想

  • 面白いお話で娘も喜んで見ていました。うさぎが色々な動物にさかなの事を聞いて回っている時にうさぎが想像するさかなが面白いようでした

    さかなに目玉が付いていると聞くと、人参に目玉が付きます。それを見て「こんなさかないないし!」とつっこみを入れて見ているのです。

    そして、読み進めていくうちに確かに魚は小さいメダカもいれば、大きなくじらもいるとその種類の多さに感心し始めました。そこまで感じられるようになったと、成長を感じました。

    人物のイラスト
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