この本の内容紹介
寒い冬のある日、枯れ木のに一羽の青い鳥がとまっていると、風が吹いて雪が降ってきました。青い鳥が木から離れて飛んで行くとみの虫やカマキリの卵、蝶のさなぎを見つけました。
雪は降り続いて、辺り一面真っ白になりました。暗くて長く、寒くて冷たい夜に青い鳥は木の上で小さくなって眠っています。
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きらきらまぶしい、ぽかぽかやさしい朝が来て春になりました。みのむしやかまきりの赤ちゃん、さなぎからあげは蝶も出てきました。雪は溶けて土の中から芽が出てきました。
水仙や木蓮、桜の花も咲き、だんごむしやしゃくとりむしも楽しそうに動いています。植物や虫達に青い鳥が飛びまわって、うれしそうに声をかけ春が来たことを喜びあっているのでした。