いちばんのなかよしさんの表紙

いちばんのなかよしさん

この本の内容紹介

男の子と女の子が一緒に遊んで、「なかよし」になって秘密をひそひそ話すようになったら二人は本当にいちいちいちばん!の「なかよしさん」です。

ところが女の子が遠くへ行っちゃいました。男の子は川を泳いで、夜空の下で眠って、山を越えて、雨の中を歩いて女の子に会いに行きました。そしてお花畑で花を摘んでいくとやっと会えました。

そして、二人は結婚することにしたのでした。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1400円(税別)
サイズ/ページ数 31cm×24cm/25ページ
発行日 2015年11月17日
ISBN
(商品コード)
9784033483306

皆さんのご感想

  • お話の中で男の子が、女の子に会いに行く途中の川や夜空はページ一面に川や星が描かれていて、文で男の子が頑張って進んでいる様子を思い描きながら読み進めていきます。

    川や雨の中はとても楽な道ではありません。娘も話を聞いていながら眉間にしわを寄せて辛そうな顔をしていました。でも、最後に二人が会えて結婚式のシーンは手をたたいて喜んでいました。

    想像を膨らませて楽しめる力もついてきたのだなと感心しました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    あとがきにこのお話はエリック・カールが3歳の頃に仲良しだった女の子と離れ離れになって、ずっと会いたいと思っていた気持ちを描いたそうです。仲良さそうに抱き合っているかわいい3歳の男の子と女の子の写真も掲載されています。

    そして、実際に絵本を出版してからその時の女の子も離れ離れなって、80年経った今その女の子も元気にその写真を大切にして暮らしていることが分かったそうです。娘にもその話をするとすごいね!!と言っていました。

    今、3歳の娘も仲良しのお友達が出来て、これから色々な事があって、一人一人の子といつまで一緒に過ごせるか分かりませんが、このお話のようにずっと「会いたいな」と思いあえる関係が続いていくといいなと思いました。

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