この本の内容紹介
主人公の男の子が、お父さんと一緒に街に散歩に出かけ、様々な場所から電車をみて、その見え方を楽しむ様子が描かれた絵本です。
主人公の男の子が、お父さんと一緒に街に散歩に出かけ、様々な場所から電車をみて、その見え方を楽しむ様子が描かれた絵本です。
作者 | |
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出版社 | |
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本体価格 | 900円(税別) |
サイズ/ページ数 | 21cm×24cm/24ページ |
発行日 | 2022年11月5日 |
ISBN (商品コード) |
9784834086850 |
私がこの本を選んだ理由は、私の4歳の息子が乗り物が好きで、乗り物が出てくる絵本はどれも楽しそうに聞いてくれるからです。
私の息子は遠くや近く、上からや下か、いろんな角度から見える電車をとても楽しんでみていました。
電車を下から見上げるページでは、「でんしゃのおなかがみえる」と表現されていて「おなか!?」と驚いていました。実際にみたことがないので「ぼくもおなか見てみたい!」と言っていました。
子どもが気に入っていたのは電車が橋を渡るページです。電車の全体が見えるのが気に入っていたようで、「ながーい。10りょうもあるよ」という文章を読むと、本当に10両あるのかどうか、毎回指を指して数えていました。
息子は街の電車が見える場所を覚えていて、電車がもうすぐ来るかなと待ってみたり、ここからでも電車が見えるよ、と探してみたりしているので、主人公の小さい男の子が色んな距離や角度から電車を見て楽しむ様子がとても共感できました。
自分の街でもこんな見え方ができる場所があるのか、子どもと一緒に探してみたくなる、電車が好きな子どもと、その親たちを引き込む素敵な絵本だなと思いました。