この本の内容紹介
峠の一軒家にひとりぼっちで住んでいるガンバリルおじさんは心優しく、困っている人や動物達がいれば助け、貧しくてもへこたれません。
旅人に最後の1杯になった豆スープを飲ませてあげると...
峠の一軒家にひとりぼっちで住んでいるガンバリルおじさんは心優しく、困っている人や動物達がいれば助け、貧しくてもへこたれません。
旅人に最後の1杯になった豆スープを飲ませてあげると...
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 950円(税別) |
サイズ/ページ数 | 27cm×21cm/32ページ |
発行日 | 2001年10月 |
ISBN (商品コード) |
9784577022658 |
この絵本を選んだ理由は、ガンバリルおじさんという懐かしい響きに惹かれ、久しぶりに読みたくなったからです。
息子は「ガンバリルおじさんはサンタさんみたいだね」と言い、おじさんがいつもにこにこしていることを教えてくれました。
特に好きなのはおじさんがせっせと雪だるまを作るページです。雪だるまがお気に入りで、旅人は雪だるまだったのにと、いなくなってしまったのは溶けてしまったからだと残念がっていました。
最後の豆スープを「わたしはおなかがいっぱいだ」と相手に気を遣わせないよう一言添えて、惜しみなく旅人にすすめるシーンに胸を打たれました。
自分がおじさんの立場だったら、とてもこんな風には振る舞えないと思います。
どんな状況でも、ありがたいという気持ちを大切に、あまり深く考えすぎず笑顔で誰にでも親切でありたいなと思いました。