この本の内容紹介
ティニーというこいぬが散歩に出かけた時に、おもちゃ屋さんの前で黄色い風船をもらいました。ティニーの大好きな黄色の風船を体にぐるぐる巻きにしてもらうと、ティニーの体がふわっと浮いてどんどん上に登っていきました。
雲の上にはふうせんどうぶつの国がありました。ふうせんどうぶつはみんな体に風船をつけて浮いています。ティニーも「ふうせんいぬ」になったので、たくさんのふうせんどうぶつと出会っていきます。
忘れっぽい「ふうせんうさぎ」のラビッシュや、いつもケンカをしている双子の「ふうせんぺんぎん」のペンとギン、くいしんぼうの「ふうせんぶた」のピギー、吠えて怖がらせてはいるけれど実は迷子の「ふうせんらいおん」のリオンです。
そして、みんなで一緒に風に乗って、ふうせんどうぶつの国「バルンおうこく」へ行きます。そこは色とりどりの風船をつけたたくさんのふうせんどうぶつやふうせんくるま、ふうせんでんしゃ等すべての物に風船が付いています。
突然大きな嵐がやって来て、バルン王国が飛ばされてしまいそうになりました。ティニーの考えでみんなで固まって大きな気球のようになって嵐を乗り越えることが出来ました。
その時ティニーの風船が割れてしまって...