この本の内容紹介
おさるのジョージと飼い主の黄色い帽子のおじさんは旅行で、アメリカのラシュモア山の国立記念碑を見にきました。望遠鏡でのぞくと丁度、石切りの職人さん達が顔の修理をしていました。そして、ラシュモア山を後にして、近くでやっていた熱気球のレースを見に来ました。
気球にロープをつけて、地上に杭でとめてある気球を見つけたジョージは、思わずそのロープに登ってしまったのです。すると、地面の杭が抜けて気球が空に登って行ってしまったのです。
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ジョージは必死でロープを登って、気球の中に入りました。気球の操縦の仕方はもちろん知らないジョージなので、どんどん流されてラシュモア山に着きました。
すると石切りの職人さんがひとり、ジョージ・ワシントンの鼻の上で助けを呼んでいたのです。ジョージは風に流されながら、職人さんのところに近づいて気球に乗せて助けることが出来たのです。
その様子をヘリコプターで助けに来た黄色い帽子のおじさんや、気球の持ち主、新聞記者が見ていたのです。そして、気球が木に引っかかってジョージは無事に地面に降りることが出来て、英雄になったのでした。