この本の内容紹介
しりたがりやのジョージが公園で迷子のこねこを見つけ、きいろいぼうしのおじさんと動物愛護センターに子猫を届けにいきます。
そこで保護されている子犬たちを見たジョージは、その可愛さから子犬をなでたり抱っこしたりしたくなって、入れられている檻の扉を開けてしまいます。
檻から子犬たちは飛び出してしまいますが、最後はその行動が思いがけない結果になります。
しりたがりやのジョージが公園で迷子のこねこを見つけ、きいろいぼうしのおじさんと動物愛護センターに子猫を届けにいきます。
そこで保護されている子犬たちを見たジョージは、その可愛さから子犬をなでたり抱っこしたりしたくなって、入れられている檻の扉を開けてしまいます。
檻から子犬たちは飛び出してしまいますが、最後はその行動が思いがけない結果になります。
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 1000円(税別) |
サイズ/ページ数 | A4変・上製/24ページ |
発行日 | 1999年10月25日 |
ISBN (商品コード) |
9784001108958 |
シリーズ | おさるのジョージ ききゅうにのるおさるのジョージ どうぶつえんへいく |
この絵本を選んだ理由は、息子がテレビで放送されているアニメおさるのジョージが大好きだからと、犬を飼っているので共感する部分があるかもしれないと思ったからです。
息子はジョージが好奇心旺盛なこざるであることをよく知っているので、「またなにかやらかすつもりだろう」とあやぶみながら読み進めていました。
特に好きなのは、探していた迷子のこいぬが見つかったページです。センターから連れ帰ったこいぬが、今飼っている犬にすこし似ているところが気に入っています。
最近ではあまり野良猫や野良犬を見かけなくなりましたが、保護されている動物たちの存在を知る良いきっかけになったと思います。
この絵本を一度読んだあと、私はすぐに絵本の中では「どうぶつセンター」と表記されている動物愛護センターについて、息子にわかりやすく説明をしました。
4歳の子どもには、やはり動物いるところ=動物園かペットショップという知識しかなく、子犬がたくさんいて楽しいところという反応をしていたからです。説明をすると「迷子、可哀想。」と悲しそうな表情をしていました。
お話自体はそういった描写はなく、ハッピーエンドで終わり、タイトルにある通り、ジョージは最後に子犬を飼うことになるのですが、息子はジョージを羨ましがって「僕も犬を飼いたい。」と言っていました。
私がこの絵本を選んだ理由は、4歳になる息子がおさるのジョージのシリーズの別の絵本を読んで、そのお話を気に入っていて、この絵本も読んでみたいと言っていたからです。
特に気に入っていたページは、檻から出てきた子犬で部屋中が子犬だらけになってしまった絵が描かれているページです。色んな場所にいる子犬を探して楽しんでいました。
「しりたがりのジョージ」は、子ども達目線で物事をみているのが共感できて子どもたちにはとても面白いです。
ちゃんと理解しようとすると少し難しかったかもしれませんが、動物の大切さについて学ぶことができた絵本になったと思います。