この本の内容紹介
ゆうじのたからものの模型飛行機がほしいきつねが、自分のたからもののそらいろのたねと交換します。
ゆうじはそらいろのたねを植えて水をやって育てると家がはえてきます。そして、どんどん大きくなってゆうじも友達も色々なたくさんの動物が入れる家になります。
そこへきつねがやってきて、今度はその家が欲しいと模型飛行機をかえすので、家を返すように言います。家にいたみんなを追い出して、大きな家を独り占めしようとしたので、結局家はなくなってしまうというお話です。
ゆうじのたからものの模型飛行機がほしいきつねが、自分のたからもののそらいろのたねと交換します。
ゆうじはそらいろのたねを植えて水をやって育てると家がはえてきます。そして、どんどん大きくなってゆうじも友達も色々なたくさんの動物が入れる家になります。
そこへきつねがやってきて、今度はその家が欲しいと模型飛行機をかえすので、家を返すように言います。家にいたみんなを追い出して、大きな家を独り占めしようとしたので、結局家はなくなってしまうというお話です。
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 900円(税別) |
サイズ/ページ数 | 20×27cm/28ページ |
発行日 | 1967年1月20日 |
ISBN (商品コード) |
9784834000849 |
私が子どもの頃から大好きな絵本です。子どもの頃に読んだときはその「そらいろのたね」から家が生えてページをめくる度に大きくなって、家の中にいる子どもや動物達が増えていって楽しかった印象が強くありました。
でも保育士となって改めて読んだとき、この絵本は子ども達に色々な事を考えさせてくれるので保育の中で子ども達に何度となく読んできました。
4、5歳にもなればこの話の中のきつねの存在がどんなものか分かるようになります。子ども達の仲間との関係の中でも同じような経験をしてきています。
絵本を読んだ後の自由に発言する子ども達の言葉の中で、少しきつねに近い子が自分のことを言われているように感じた場面もありました。いつも自分がしていることを絵本を通して目の当たりにして客観的に見れているようでした。
絵本を読んだだけで、大きく変わることはありませんが、少しその子の中に変化を感じるきっかけになった思いがあってこの絵本はとても思いで深いものになっています。