この本の内容紹介
100かいだてのいえシリーズです。この絵本は縦に開いて上から下へ読み進めていきます。
海に浮かぶ船の上で、女の子が「てんちゃん」と言う大切な女の子のお人形を、海へ落としてしまいました。可愛いアクセサリーや洋服を着ていたてんちゃんですが、海に沈む間にアクセサリー、洋服、髪の毛までも全部取れてどこかへ行ってしまったのです。
不思議な泡に吸い込まれたてんちゃんはアクセサリーや洋服を探して、泡の中を進みます。泡の先は1階から10階までのラッコさんの家になっていました。
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ラッコさんにてんちゃんが探し物をしていることを伝えると、ここは100階建ての家だから頑張ってと言われました。下に行くほど階数が増えていき、10階ごとに違う生き物が住んでいます。
てんちゃんは自分の髪の毛が、ラッコの赤ちゃんの布団になっているのを見つけましたが、赤ちゃんが寝ているからと返してもらえず、代わりに昆布をもらいました。
100階に着くまでの間に、てんちゃんは家に住む色々な生き物からアクセサリーや洋服の代わりの物をもらって、すっかり可愛くなったのでした。最後にはちゃんと女の子の元に戻ることが出来て女の子も大喜びでした。