へえーすごいんだねの表紙

へえーすごいんだね

この本の内容紹介

あか、あお、きいろ、みどりのおにの子がそれぞれどこからやって来たのかを言い合います。

みんなのことを「へえーすごいんだね。」と言っている、あかおにのあかたろうはどこからやってきたのか知りません。

あかたろうがどこから来たのか考えていくお話です。

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 900円(税別)
サイズ/ページ数 22cm×18cm/48ページ
発行日 1977年3月
ISBN
(商品コード)
9784032160505
シリーズ あかたろうの1・2・3の3・4・5 つのはなんにもならないか

皆さんのご感想

  • 娘もあかたろうと一緒になって赤いものを探して楽しんでいました。娘の好きな色は赤なので、色々な物が出てきました。

    消防車とか、自分の持っているお気に入りの赤いバックなどなど物語とは外れて「赤いもの探し大会」のようになってしまいましたが、楽しい時間でした。

    その後あかたろうがお母さんからどこからやって来たのかを聞いて、みんなに伝えます。

    娘はそれが何だかよく分からなかったようで、自分の探した「赤いもの」に正解がなくて残念そうにしていました。

    それぞれの色の違うおにの子同志がお互いの違いを認め合って、褒めあえる間柄がすごく素敵で、娘にも伝わるといいなと思いました。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    この絵本は二男(2歳)が通っている保育園で借りてきました。以前同じ『おにのこあかたろうシリーズの「1・2・3の3・4・5」』を読んで好きになったようです。

    二男には少し難しかったようですが、「みどりははっぱ」「あおはみず」となんとなく覚えていました。

    長男(6歳)は、あかたろうになったかのように一緒に赤色のものを考え、あかたろうよりも先に推測し、当たると大喜びしていました。

  • 4人のおにのこたちが、自分がどこからきたのかを伝えあって物語がすすみます。友だちのルーツを知り「へえーすごいんだね」となるのですが、あかたろうくんは自分のルーツを知りません。

    適当に言ってしまって、信じてもらえない、けれどきちんと知りたいと考えるあかたろうくんに、子どもの素直さを感じられます。

    大人にとっても心に来るものがあり、「みんないろはちがっても ちっともふしぎじゃないんだぜ!」という言葉は子どもの心に残っていて欲しいな、と思いました。

    人物のイラスト
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