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どんぐりむらのほんやさん 作・絵:なかや みわ

この本の内容紹介

お客さんの要望になんでも応える店長さんがいるどんぐり村の本屋さんは、いつもお客さんがいっぱいです。店員のこなろうとくるんはそんな店長さんに憧れています。

注文のあった本を配達する係のこなろうは、病院への配達の時に足をケガして入院しているつくちゃんとい女の子に会いました。つくちゃんは入院で元気をなくしているので、次の日こなろうは蝶が野原を飛び回る楽しい絵本を届けました。

この絵本を読んで、つくちゃんは自分が蝶になってあちこち飛び回る楽しい気持ちになり、すっかり元気になりました。

くるんは日曜日に子ども達を集めてお話会をする係です。「どんぐりレッドの だいぼうけん」というお話を読んでいる最中に停電があり、子ども達は大騒ぎです。でも、くるんは機転を利かせて絵本の続きを話します。

丁度海の底の場面だったので、子ども達は想像力を膨らませて話に聞き入ります。電気がついてからも絵本の続きを楽しんだ子ども達は、大満足で帰って行きました。

店長もこなろうもくるんも子ども達を見送りながら本の力は本当にすごいと思うのでした。

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作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1200円(税別)
サイズ/ページ数 A4変/32ページ
発行日 2014年9月4日
ISBN
(商品コード)
9784052039850
シリーズ どんぐりむらのぱんやさんどんぐりむらのぼうしやさんどんぐりむらのだいくさん

皆さんのご感想

  • 娘の好きなどんぐりむらのシリーズです。

    少し長い話だったのですが、娘もよく見ていました。お話の中で絵本を楽しんでいるどんぐりの子ども達と同じように笑ったり、停電のところでは怖がったりと話の中に入り込んでいました。

    どんぐり村の本屋さんの店内が描かれているページは食い入るように見ていて、文の中に出てくる「りょこうのほん」「おりょうりのほん」等々その本を探しながら見ていて、娘もすっかり本屋さんに来ているお客さんのようでした。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    娘は、絵本コーナーの紹介は、特に気に入って、音の出る絵本やなぞなぞの本の紹介が出てくると自分がよく行く本屋でのお気に入りの絵本やコーナーの様子を興奮気味に話していました。

    お店に並んでいる本、1冊1冊が丁寧に描かれていて表紙やタイトルを見ているだけで楽しく、その本を読んでみたくなります。娘はなかやみわさんの「くれよん」のシリーズや「そらまめくん」のシリーズも大好きでそのクレヨンの「くろくん」「そらまめくん」の本もあるのを見つけて大喜びしていました。

    お話だけでなく見ているだけでも楽しめて、長い時間二人でこの絵本を満喫しました。

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