この本の内容紹介
小さな星に暮らす王子さまは、この星が大好きで毎日お手入れをしているうち我儘なバラに出会いお世話をしますが、振り回されて疲れてしまい、ある日旅に出る決心をします。
色んな星を訪れてユニークな大人達と出会い、地球では砂漠に着いてキツネと友達になって幸せだったけれども、なぜか心の中に気になることがある王子さまはまた自分の星に帰ろうと決めます。
小さな星に暮らす王子さまは、この星が大好きで毎日お手入れをしているうち我儘なバラに出会いお世話をしますが、振り回されて疲れてしまい、ある日旅に出る決心をします。
色んな星を訪れてユニークな大人達と出会い、地球では砂漠に着いてキツネと友達になって幸せだったけれども、なぜか心の中に気になることがある王子さまはまた自分の星に帰ろうと決めます。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1200円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 22cm×19cm/24ページ |
| 発行日 | 2015年11月13日 |
| ISBN (商品コード) |
9784865490541 |
息子は何事も変化を嫌うので、なぜ王子さまが自分の意思で淋しいのに旅に出たり、わざわざお友達と別れることを選ぶのかといったことが理解できないようでした。
出会いや別れといったことが苦手な息子も、王子さまのように視野を広げ色々な経験を重ねながら、育ちのなかで幸せってなんだろうと見つめていくのかなと思うと、そういったタイミングが来た時にそっと背中を押して旅立ちを見守ってあげたいです。


この絵本を選んだ理由は、自宅にある『星の王子さま』は息子には少し文字数が多くお話も長いので、こちらのほうが読みやすいかなと思ったからです。
たぶん私もこのお話に出会ったのは今の息子くらいの年頃で、年齢を重ねながら読んできたのですが、何度読んでも読み尽くせないなと思います。不思議さや愉快な面もありながら、少し悲しいような切ない気持ちになるように感じています。
子供が特に好きなのは、うっかりほったらかしにしたバオバブが星いっぱいに生えて占領してしまっている挿絵のページです。家くらいの大きさの星というところがお気に入りで、ここでの王子さまの暮らしぶりはどのようなものかと想像していました。
