この本の内容紹介
お話は、ジャッキーと仲良しの11匹のお兄ちゃんたちが12人乗りの自転車に乗って旅に出るところから始まります。
森や花畑を「つーかー」と通り抜け、橋を渡って目的地の海へ向かいます。到着後、ジャッキーは海で波にさらわれてしまいますが、白くてハンサムなしろくまのデイビッドに助けられ、ジャッキーは初めての恋心を抱きます。
お話は、ジャッキーと仲良しの11匹のお兄ちゃんたちが12人乗りの自転車に乗って旅に出るところから始まります。
森や花畑を「つーかー」と通り抜け、橋を渡って目的地の海へ向かいます。到着後、ジャッキーは海で波にさらわれてしまいますが、白くてハンサムなしろくまのデイビッドに助けられ、ジャッキーは初めての恋心を抱きます。
| 作者 | |
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| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1300円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 182×210mm/40ページ |
| 発行日 | 2003年7月 |
| ISBN (商品コード) |
9784893092977 |
| シリーズ | くまのがっこう くまのがっこう ジャッキーのいもうと くまのがっこう ジャッキーのうんどうかい くまのがっこう ジャッキーのおせんたく くまのがっこう ジャッキーのはつこい くまのがっこう ジャッキーのゆめ くまのがっこう ジャッキーのパンやさん おでかけジャッキー くまのがっこう おはようジャッキー くまのがっこう ジャッキーつきへいく くまのがっこう ジャッキーのおたんじょうび くまのがっこう ジャッキーのクリスマス くまのがっこう ジャッキーのしあわせ くまのがっこう ジャッキーのしんゆう くまのがっこう ジャッキーのたからもの くまのがっこう ジャッキーのちいさなおはなし くまのがっこう ジャッキーのトマトづくり |
シリーズの中でも本作は、ただの楽しい冒険だけでなく、 初恋や別れといった少し切ない要素が含まれていることを知り、子どもの反応を見てみたいと思い手に取りました。
子どもの反応はとても素直で、最初の自転車のシーンでは「みんなで乗るの楽しそう!」と目を輝かせていました。「つーかー」と繰り返される言葉のリズムが面白かったようで、声に出して一緒に読んでいました。


親の目線から見ると、この絵本の魅力は単なる楽しい冒険絵本にとどまらず、初恋や別れ、そして兄弟の支えといった「成長の物語」が描かれている点にあります。
子どもはまだ初恋や失恋の切なさを理解するのは難しいかもしれませんが、大人が読むとジャッキーの小さな成長に胸を打たれます。また、お兄ちゃんたちが一生懸命励ましている姿は、家族のあたたかさを改めて感じさせてくれるものでした。かわいらしいイラストとあわせて、大人も子どもも楽しめる一冊だと強く感じました。
娘が好きだったのは、12人乗りの自転車がずらりと連なって走るページです。ページいっぱいに描かれたくまのこたちの表情を指差しながら、「これがジャッキー!」「この子は一生懸命漕いでいる!」と何度も見返していました。
また、海で遊ぶ場面も印象的だったようで、「ジャッキー1人で遊んで大丈夫なのかな?」と想像をふくらませていました。


この絵本を選んだ理由は、なぜか頑なに自転車を拒否して乗りたがらない息子にも自転車の魅力が伝わればという気持ちと、私自身が自転車によく乗るので自転車の旅なんてなんだか楽しそうという思いからです。
息子は「つ〜〜〜か」の読み方にこだわって、こんな風にと大きな声でお手本をしてみせて楽しく読んでくれました。
特に好きなのは、お兄ちゃん達がテーブルの下でデイビッドとジャッキーがお話しているのを見守っているページです。お兄ちゃん達をよく見て、それぞれの個性を見つけるのがお気に入りです。
長く連なった12人乗りの自転車をお兄ちゃん達が一生懸命漕いでいて、ジャッキーはのんびり乗っている様子や、ジャッキーとデイビッドの様子を傍らで見守るお兄ちゃん達の優しさが微笑ましく、とても愛情いっぱいなことが伝わってきました。