くまのがっこうの12匹のくま達はみんな仲良く暮らしています。12匹の中で一番小さいジャッキーだけが女の子で、残りの11匹は男の子です。
ジャッキー達のがっこうに運動会の季節がやって来ました。11匹の男の子たちはそれぞれかけっこ、雲梯、跳び箱など一生懸命練習しています。ジャッキーは何をやっても男の子達にはかなわないので、練習が嫌になってさぼって散歩に出かけました。
そこへ急に草むらからかえるが飛び出したので、驚いたジャッキーは慌てて逃げ出しました。カエルを見た時の自分の逃げ足の速さに気がついてその日から練習を始めます。
| 作者 | |
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| 本体価格 | 1300円（税別） |
| サイズ／ページ数 | 182×210mm／36ページ |
| 発行日 | 2006年8月 |
| ISBN （商品コード） |
9784893094001 |
| シリーズ | くまのがっこう くまのがっこう ジャッキーのいもうと くまのがっこう ジャッキーのおせんたく くまのがっこう ジャッキーのしあわせ くまのがっこう ジャッキーのはつこい くまのがっこう ジャッキーのゆめ くまのがっこう ジャッキーのパンやさん |
娘も私も大好きなくまのがっこうシリーズです。
ちょうど、娘の運動会も終わったばかりの頃にこの絵本を読みました。この絵本のジャッキーが自分と同じだと娘はとても共感していました。そして、自分はジャッキーみたいに転ばなくて良かったと安心もしていました。
ジャッキーも娘も「勝てるかもしれない」と練習したり、最後まであきらめなかったところが同じだねと話すと、大好きなジャッキーと同じと言われてとても喜んでいました。
この絵本を選んだ理由は子どもたちの運動会の日が近づいていたからです。
絵本の中で子どもたちが一番気に入ったページはジャッキーが大泣きしているページでした。そのページを気に入ったことが意外だったので尋ねると、小さいジャッキーが大泣きしているのがなんだかかわいらしく思えてよしよししたくなっちゃうだからでした。
イラストがカラフルなところ、くまの子たちがたくさんでてくるところもかわいいです。
この本の魅力としては、一番小さいジャッキーにみんなが優しくするということとかけっこで転んでもゴールすることが大事だよというところです。
１２匹が一生懸命運動会の練習をしているシーンでは、子どもたちそれぞれが「保育園で跳び箱したよ」「私は、これできる」と教えてくれました。
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