くまのがっこう ジャッキーのしあわせの表紙

くまのがっこう ジャッキーのしあわせ 作:あいはら ひろゆき 絵:あだち なみ

この本の内容紹介

12ひきのくまたちが暮らすくまのがっこう、そこで唯一の女の子のくまがジャッキーです。

ジャッキーは牛のマオマオと友達です。天気の良い日に、久しぶりにマオマオと一緒に散歩に行こうとしたら、マオマオがでっぷりとどでーんとしていてびっくりしました。とても太ってしまったので、ジャッキーが運動しようと誘ってもマオマオは動こうとしません。

ジャッキーは仕方なく一人で散歩に行っていると、がっこうの仲間達が「マオマオに赤ちゃんが産まれるよ!」と知らせに来てくれたのです。マオマオに赤ちゃん産まれて、ジャッキーもお世話を手伝いました。

赤ちゃんが自分で立てるようになるまで、ジャッキーは心配で、お守りを作ったり、お祈りをしていました。産まれてから三日目に赤ちゃんは立って歩くことが出来ました。

ジャッキーは大喜びで泣いて喜んだのです。それから、赤ちゃんにミルクと名前をつけてたくさん遊んだり、お祝いのパーティーをしました。ジャッキーはマオマオとミルクが寄り添って眠っているのを見るたびに、胸があったかくなって、しあわせな気持ちになるのでした。

つづきを読む

作品情報

作者
出版社
対象年齢
タグ
本体価格 1300円(税別)
サイズ/ページ数 182×210mm/36ページ
発行日 2017年1月18日
ISBN
(商品コード)
9784893096258
シリーズ くまのがっこう くまのがっこう ジャッキーのいもうと くまのがっこう ジャッキーのうんどうかい くまのがっこう ジャッキーのおせんたく くまのがっこう ジャッキーのはつこい くまのがっこう ジャッキーのゆめ

皆さんのご感想

  • 娘の大好きなくまのがっこうシリーズです。

    このお話の中で、牛の赤ちゃんがおっぱいを一杯飲んで自分の足でちゃんと歩けないと大きくなれないんだ。とジャッキーが教えてもらう場面があります。

    それを聞いて娘もジャッキーと同じ気持ちになって、心配して「がんばれ!」と応援していました。3日目に立っている姿の絵を見て、喜んでいました。

    段々と生と死、病気など色々な事が分かるようになり、赤ちゃんが元気に大きくなることがとても大切な事だと感じたようです。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    マオマオとミルクが寄り添っていてジャッキーが幸せな気持ちになる場面は、娘も私にくっついてきて「しあわせ~」と言っていました。

    こういう時間を大切にしていきたいと私も感じて「しあわせだね~」と娘と言い合いました。

この記事をシェアする