この本の内容紹介
12ひきのくまたちが暮らすくまのがっこう、そこで唯一の女の子のくまがジャッキーです。
ジャッキーは牛のマオマオと友達です。天気の良い日に、久しぶりにマオマオと一緒に散歩に行こうとしたら、マオマオがでっぷりとどでーんとしていてびっくりしました。とても太ってしまったので、ジャッキーが運動しようと誘ってもマオマオは動こうとしません。
ジャッキーは仕方なく一人で散歩に行っていると、がっこうの仲間達が「マオマオに赤ちゃんが産まれるよ!」と知らせに来てくれたのです。マオマオに赤ちゃん産まれて、ジャッキーもお世話を手伝いました。
赤ちゃんが自分で立てるようになるまで、ジャッキーは心配で、お守りを作ったり、お祈りをしていました。産まれてから三日目に赤ちゃんは立って歩くことが出来ました。
ジャッキーは大喜びで泣いて喜んだのです。それから、赤ちゃんにミルクと名前をつけてたくさん遊んだり、お祝いのパーティーをしました。ジャッキーはマオマオとミルクが寄り添って眠っているのを見るたびに、胸があったかくなって、しあわせな気持ちになるのでした。