くまのがっこう ジャッキーのいもうとの表紙

くまのがっこう ジャッキーのいもうと 作:あいはら ひろゆき 絵:あだち なみ

この本の内容紹介

12匹のくま達が暮らすくまのがっこうの一番小さくて、たったひとりの女の子のジャッキーが天気の良い日に庭で洗濯をしていました。

すると、2枚のパジャマがもぞもぞと歩いているので、ジャッキーはびっくりです。中から出て来たのは 双子のくまのこルルロロです。どうやらガールスカウトの途中でみんなとはぐれてしまったようです。

困っている二人のために、ジャッキーはクッキーやミルクを食べさせてあげたりしてお世話をしてあげました。わんぱくなルルロロはあちこち走り回って、疲れて眠ってしまいました。そこへボーイスカウトのお兄さんがルルロロを迎えに来てしまいました。

二人が行ってしまうと、ジャッキーは二人を本当の妹のように思っていたので、寂しくなって泣き出してしまいました。それからしばらくして、ルルロロから手紙が届きました。二人もジャッキーが本当のおねえさんになりますようにとお願いしたようです。

ジャッキーもその夜にお星さまに二人と兄弟になれるようにお願い事をしたのでした。

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作品情報

作者
出版社
対象年齢
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本体価格 1300円(税別)
サイズ/ページ数 182×210mm/36ページ
発行日 2007年2月
ISBN
(商品コード)
9784893094100
シリーズ くまのがっこう くまのがっこう ジャッキーのうんどうかい くまのがっこう ジャッキーのおせんたく くまのがっこう ジャッキーのしあわせ くまのがっこう ジャッキーのはつこい くまのがっこう ジャッキーのゆめ

皆さんのご感想

  • 娘の好きなジャッキーの話に大好きなルルロロが登場したので、娘は大喜びでした。ルルロロのお世話をするジャッキーの姿は、友達の妹や弟のお世話をする娘の姿に重なります。

    娘はひとりっこなので、小さい子のお世話に憧れていて2歳、3歳の友達の下の子を自分の兄弟のようにかわいがっています。そんな娘はジャッキーがルルロロが帰って泣いたことがとても理解できたようです。

    人物のイラスト
  • 人物のイラスト

    ルルロロとジャッキーが同じ話に出てくるだけで楽しいし、お話にもとても共感したようで、このお話が気に入った娘は何度も自分でも読み返していました。

    自分でも上手に絵本も読めるようになった娘は、ジャッキーが泣く場面やルルロロが迷子になってしょんぼりしている所などとても感情をこめて読んでいて、家事をしながらその声に笑ってしまいました。

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