この本の内容紹介
12匹のくまの子たちの末っ子「ジャッキー」が主人公です。
ある日、散歩に出かけたジャッキーは、とんがり帽子のような不思議な乗り物を見つけます。実は、とんがり帽子はロケットで、ジャッキーは宇宙へ飛び出してしまい、月へ到着します。
月ではサーカスが行われており、そこでビリーというくまに出会います。そこから素敵な体験をしていくお話です。
12匹のくまの子たちの末っ子「ジャッキー」が主人公です。
ある日、散歩に出かけたジャッキーは、とんがり帽子のような不思議な乗り物を見つけます。実は、とんがり帽子はロケットで、ジャッキーは宇宙へ飛び出してしまい、月へ到着します。
月ではサーカスが行われており、そこでビリーというくまに出会います。そこから素敵な体験をしていくお話です。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 1300円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 18.2cm×21cm/36ページ |
| 発行日 | 2015年8月 |
| ISBN (商品コード) |
9784893096067 |
| シリーズ | くまのがっこう くまのがっこう おはようジャッキー くまのがっこう ジャッキーのいもうと くまのがっこう ジャッキーのうんどうかい くまのがっこう ジャッキーのおせんたく くまのがっこう ジャッキーのしあわせ くまのがっこう ジャッキーのはつこい くまのがっこう ジャッキーのパンやさん おでかけジャッキー くまのがっこう ジャッキーのゆめ くまのがっこう ジャッキーのクリスマス くまのがっこう ジャッキーのじてんしゃりょこう くまのがっこう ジャッキーのしんゆう くまのがっこう ジャッキーのたからもの くまのがっこう ジャッキーのちいさなおはなし くまのがっこう ジャッキーのトマトづくり |
この絵本を選んだ理由は、大好きなくまのこジャッキーシリーズだからです。
ジャッキーがいつもどおりおてんばでとってもかわいらしい反面、くまのこビリーとの出会いと別れがなんだか切なくなってしまいました。
こどもたちの反応もせっかく楽しく遊べるお友達ができたのにもうジャッキーがビリーと会えないことが悲しいようでお友達ともう会えなくなるの?と悲しそうに話していました。いつものジャッキーシリーズと違い少し切なくなるような今回のお話でした。


4歳の娘は、ジャッキーが宇宙に飛び出すシーンに夢中になりました。ロケットから出るカラフルな煙がお気に入りのようで、何度も指でなぞりながら「きれい!」と目を輝かせていました。また、ジャッキーとビリーがサーカスをしながら楽しい時間を過ごすページでは、「私もやってみたい!」と、絵本の中の動きを真似して楽しんでいました。
「ジャッキーつきへいく」は、可愛らしいイラストと心温まるストーリー、そしてワクワクする冒険が詰まった素敵な絵本でした。娘と素敵な時間を共有でき、この絵本を通して想像力を膨らませながら、大切なことを自然と学べる素敵な時間を過ごせました。
親として、この絵本の魅力は大きく3つあると感じました。
1つ目は、想像力を刺激する夢のある展開です。日常から一気に宇宙へ飛び出し、月でサーカスを楽しむというファンタジックな世界観は、子どもたちの冒険心をくすぐります。2つ目は、友情の素晴らしさを自然に伝えている点です。初めて出会ったビリーとジャッキーが、すぐに打ち解けて楽しく遊ぶ様子は、子どもたちに新しい出会いの素晴らしさを教えてくれます。
そして3つ目は、他者の気持ちを考える優しさが描かれていることです。ジャッキーがビリーを自分の家に来るように誘うものの、ビリーの気持ちを理解して受け入れる場面は、相手の立場に立って考えることの大切さを教えてくれます。
