この本の内容紹介
主人公のくまの女の子・ジャッキーの「おはよう」の時間を描いた朝のスタートにぴったりな内容です。
詩のような導入から始まり、ジャッキーがまだ眠っている様子、目覚まし時計の音に驚いて飛び起きる姿、着替え、トイレ、洗顔、ラジオ体操、そして朝ごはんと、子どもの朝のルーティンが明るく元気に描かれています。
主人公のくまの女の子・ジャッキーの「おはよう」の時間を描いた朝のスタートにぴったりな内容です。
詩のような導入から始まり、ジャッキーがまだ眠っている様子、目覚まし時計の音に驚いて飛び起きる姿、着替え、トイレ、洗顔、ラジオ体操、そして朝ごはんと、子どもの朝のルーティンが明るく元気に描かれています。
作者 | |
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出版社 | |
対象年齢 | |
タグ | |
本体価格 | 850円(税別) |
サイズ/ページ数 | 14.7cm×17cm/24ページ |
発行日 | 2004年7月 |
ISBN (商品コード) |
9784893093271 |
シリーズ | くまのがっこう くまのがっこう ジャッキーのいもうと くまのがっこう ジャッキーのうんどうかい くまのがっこう ジャッキーのおせんたく くまのがっこう ジャッキーのしあわせ くまのがっこう ジャッキーのはつこい くまのがっこう ジャッキーのパンやさん おでかけジャッキー くまのがっこう ジャッキーのゆめ |
「おはようジャッキー」を手に取ったきっかけは、「くまのがっこう」シリーズの可愛らしい絵と、親しみやすいキャラクター・ジャッキーの存在に惹かれたからです。シリーズ全体が温かく優しい雰囲気を持っていて、特に小さな子どもにぴったりの世界観だと感じ、この絵本を選びました。
文章は短く言葉の響きがやさしくてリズミカルで、小さな子どもでも理解しやすいよう工夫されているので、読み聞かせもしやすく、親にとっても負担が少ない一冊です。
娘はこの絵本が大のお気に入りで、何度も読んでいます。特に笑い声があがったのは、「おちっこちゃー」と叫びながらトイレに駆け込むシーンや、顔をじゃぶじゃぶ洗う場面です。こうしたユーモラスな描写が、子どもにとって楽しくてたまらないようです。
また、とても気に入っていたのが、最後の「いただきまーす!」の場面です。ジャッキーとお兄ちゃんたちがずらりと並んで朝食を食べるシーンは、にぎやかで楽しそうで、何度もページを開いてはじっと見つめていました。ワッフルやテーブルセッティングもカラフルで、おいしそうな絵に引き込まれているようでした。
この絵本の魅力は、何よりも子どもにとって身近な「朝の準備」をテーマにしている点です。ジャッキーが元気いっぱいに動く姿を見ながら、「自分もできるかも」と思わせてくれるようで、自立への小さな第一歩につながっているように感じました。
親の目線から見ても、絵の愛らしさに癒され、心が和む絵本でした。朝の忙しい時間でも、少しだけゆったりした気持ちで子どもと過ごせるようになる、そんな力を持った絵本だと思います。読み聞かせの導入にも、生活習慣を楽しく学ぶきっかけにもなる絵本です。