この本の内容紹介
うさこちゃんがいつも一緒に眠っている大切なくまのぬいぐるみを探すお話です。朝起きるとそばにいたはずのくまさんが見当たらず、あちこち探したり、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃん、おばさんなど周りのみんなに尋ねたりしても見つかりません。
悲しみに暮れるうさこちゃんでしたが、最後には思いがけない身近な場所であるお布団の中から見つかり、ほっと心温まる結末を迎えます。
うさこちゃんがいつも一緒に眠っている大切なくまのぬいぐるみを探すお話です。朝起きるとそばにいたはずのくまさんが見当たらず、あちこち探したり、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃん、おばさんなど周りのみんなに尋ねたりしても見つかりません。
悲しみに暮れるうさこちゃんでしたが、最後には思いがけない身近な場所であるお布団の中から見つかり、ほっと心温まる結末を迎えます。
| 作者 | |
|---|---|
| 出版社 | |
| 対象年齢 | |
| タグ | |
| 本体価格 | 800円(税別) |
| サイズ/ページ数 | 17cm×17cm/28ページ |
| 発行日 | 2008年9月20日 |
| ISBN (商品コード) |
9784834023190 |
| シリーズ | うさこちゃんのたんじょうび うさこちゃんのにゅういん ゆきのひのうさこちゃん うさこちゃん ひこうきにのる おかしのくにの うさこちゃん うさこちゃん おとまりにいく うさこちゃん おばけになる うさこちゃん びじゅつかんへいく うさこちゃん がっこうへいく うさこちゃんとあかちゃん うさこちゃんと うみ うさこちゃんと きゃらめる うさこちゃんとじてんしゃ うさこちゃんと たれみみくん うさこちゃんとどうぶつえん うさこちゃんとにーなちゃん うさこちゃんの はたけ うさこちゃんとふえ うさこちゃんのおうち うさこちゃんの おじいちゃんと おばあちゃん うさこちゃんの おじいちゃんへの おくりもの |
読み聞かせを始めると、娘は表紙の泣いているうさこちゃんを見た瞬間から「どうしたの?」と引き込まれ、いつになく真剣な表情で聞き入っていました。大好きなものを失ってしまったうさこちゃんの切ない気持ちがよくわかるようで、話が進むにつれて娘も困ったような悲しそうな顔になり、「くまちゃん、どこー?」とうさこちゃんと一緒になって一生懸命探していました。
作中で娘が特に気に入っていたページは、落胆したうさこちゃんがお布団にもぐった後、お布団からくまさんの耳がひょっこり出てくる場面です。それまで心配そうに眉をひそめていた娘の表情が一変し、パッと満面の笑顔を浮かべて自分のことのように歓声をあげて喜びました。娘は、うさこちゃんの流す涙を自分の指でそっと拭う真似をしたり、最後にお布団にもぐり込んで見つかった場面を真似したりと、まるで自分が物語の中にいるかのように深く感情移入していました。
大好きな宝物を必死に思いやる主人公に寄り添い、無事に見つかった安心感を全身で味わえるところが娘にとってたまらなく魅力だったようです。


シンプルな線で描かれているにもかかわらず、うさこちゃんの悲しさや嬉しさが真っ直ぐに胸へと迫ってくる表現力の素晴らしさに感銘を受けます。
また、なくしものは案外身近な場所にあるという子どもならではの愛らしい「あるある」を描きつつ、周りの大人たちが真摯に向き合ってくれる温かさや、物を心から大切にする純粋な気持ちを優しく教えてくれる点が魅力的でした。